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執筆者の写真衛星開発プロジェクト メンバー

電源系活動紹介

更新日:2023年4月2日


記念すべき第1回目は人工衛星の心臓ともいえる電源系についてご紹介します!!




-自己紹介と、この系のメンバー紹介をお願いします!


藤井(4年生):電源関連について知りたいことがあればこの人に聞けば間違いなし.神.しかし,一方で整理整頓が苦手.主担当と素子管理の攻防戦を繰り広げている.


西岡(4年生):高専から彗星のごとく現れたニューヒーロー.その経験と知識量で藤井さんと天下を取る日も近い,,?


古賀(4年生):一応主担当(ポンコツ).この記事の筆者.藤井さんの技術と知識を最大限生かすべく日々奮闘中.オオタニサンの活躍を見てから野球選手になるか本気で迷った(野球未経験).


豊野(2年生):次期主担当.活動に熱心で良く参加してくれている.バドミントンが上手.でも毎回Autodeskのパスワードを忘れている.君は一体いつパスワードを覚えるのか,,


大野(2年生):豊野君と電源系を盛り上げてくれること間違いなし!英語が得意.本人曰く,洋楽を聞いていたらできるようになったらしい,すごい!



-衛星開発プロジェクトに入った理由を教えて下さい!


学生生活を送る上で何か自信をもって頑張ったと言えるものを作りたかったから.また,九工大は超小型衛星の開発が盛んで設備も整っているので,せっかくこの環境にいるのだから生かさない手はないと思ったから.



-この系は何をする系ですか?


各系に電力を確保し,供給する衛星の心臓部分.安全かつ安定的に電力を供給するために必要な,電力の収支計算・回路設計・バッテリ選定などを行う.最終的にはJAXAからの安全要求を満たすような電力システムを構築する.



-具体的な仕事(作業)としては何がありますか?


・MITSUBAを参考にした電源の回路設計

・各系に安全かつ安定的に電力を供給できるように素子の選定や配線などを行う.

・搭載するバッテリの選定.スクリーニング試験を行い,特性の良いバッテリを選定する.

・JAXAからの要求への対応.安全に衛星を打ち上げられるように,JAXAからの電気的な安全要求に対応する.



-YOTSUBA-KULOVERではどのような役割がありますか?


どの衛星でも変わらず,電源系は各系に必要な電力を確保し,供給することが電源系に求められる最大の要求である.YOTSUBAでも変わらずこの役割を果たすことが使命!また,今回は展開機構が搭載されるので,展開に必要な電力も電源系が供給するよ!



-現在は何に取り組んでいますか?


電源基板の実装と動作確認が完了している.各系に電力が供給できることは確認しているが,OBC※1との通信がうまくいっていないので,早急に改善する必要がある.

また,配線の変更をしたいが,実装密度が高く現状では変更できないので,素子を小型化し,より改良を加える予定である.

※1 OBC( On Board Computer)とは衛星内でのデータ処理や動作の指令を出す役割を担っている系である。



-開発していて楽しいこと/楽しい時はなんですか?


統合試験で設定していた目標を達成できたとき.エラーが解消されたとき.

プロジェクトの仲間と雑談しているとき.設定していたタスクが完了した時の達成感!



-逆に苦労すること/辛かったことはなんですか?


通信ができなかったり,回路に不具合が生じたり,たくさんの課題が出てくるところ.一つ解消してもまた次の課題が出てくるので,対応に一苦労,,



-他系とはどのような繋がりがありますか?


バス系(衛星の基幹となる系:OBC,通信系,姿勢系)やミッション系に関わらず,全ての系に電力を供給している.全部の系は電源系がないと動かない!電源系かっこよ!



-開発以外の部内でのイベント等で、思い出に残っているものはなんですか?


たこ焼きパーティーと体育館での運動!

開発の合間に仲間たちと遊ぶのが,最高に息抜き!みんな,いつもありがとう!!



-衛星開発プロジェクトの魅力はなんだとおもいますか?


衛星開発の技術のみならず,プロジェクトの運営方法についても学べること.先輩から教えてもらう技術(プログラミングや回路設計方法)以外にも,リーダーシップの取り方や,様々な役割の人がいるからこのプロジェクトが成り立っていること等を実践的に学べるよ!

あと,みんな人として立派.なんでそんなに出来ているんですか?



-最後に、新入生に一言お願いします!


これを読んでくれているそこのあなた!これを読んでくれているということは,ちょっとでもこのプロジェクトに興味を持ってくれているんだと思う.新しいことに挑戦するのは勇気がいると思うけど,ぜひその一歩を踏み出してほしい.正直このプロジェクトは大変なことも多い.でも,乗り越えたら,何にも負けない学生生活の思い出になると思う!それに,苦楽を共にできる仲間が見つかるはず.

開発部屋で会えることを楽しみにしてるよ!まずは連絡とか見学とか来てみて!いつでもWelcome♡

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