第7回目は宇宙空間で人工衛星の構体の向きを把握・制御する姿勢系のメンバーと活動を紹介します！
-自己紹介と、この系のメンバー紹介をお願いします！
初めまして！
宇宙システム工学科・3年生の深田唯月です。兵庫県出身の阪神ファン（今年こそ「アレ」目指して阪神応援！！）。古賀と同じく姿勢系の次期主担当でもあります。
篠原蓮（4年生）：前主担当ではんだ付けの神様！
ユーモアにあふれる人でハロウィーンでは定例ミーティングに仮装して登場
黒崎香名（４年生）：姿勢系のプログラミングはこの先輩に聞けば間違いなし
旅行好きな先輩でこの春休みに日本各地に行ったそう
古賀千晶（3年生）：次期主担当。深田とはよくヒロアカの話で盛り上がる（好きなキャラはホークス）。手先が器用でペーパークラフトやガンプラを作る。
古田崇真（3年生）：出身は深田と同じ兵庫県。衛星開発プロジェクト以外の宇宙系プロジェクトのプロマネを兼任。中々忙しそうであるが、３年生の飲み会を企画してくれるありがたい存在。
井上愛（２年生）：九工大では貴重な(!?)ジャニーズ大好きキラキラ女子。
いつも活動に参加していて、とても勉強熱心！
巖津 公祐（２年生）：同じく寮生の古田くんととっても仲良し。活動への出席率がとっても高いので開発漬けかと思いきや、休みの日はバイクに乗るアクティブな一面も！
松本怜史（２年生）：高校生時代は野球部だったらしい。突然衛星開発に大胆な転向をしたけれど、活動頑張ってます！
-衛星開発プロジェクトに入った理由を教えて下さい！
私は、宇宙兄弟をみて将来は宇宙に関わる仕事がしたいと思い九工大に入ったのですが、中でも衛星開発プロジェクトは学部生が中心で実際に衛星を打ち上げた実績があったためこのプロジェクトに参加しました。
-この系は何をする系ですか？
宇宙空間での姿勢制御や姿勢決定を行う系です。姿勢制御は主に衛星の設計や永久磁石を搭載することにより姿勢を制御する受動姿勢制御とアクチュエータ※1により自らトルクを発生させる能動姿勢制御に分かれます。2023年の2月まで運用を行っていた「FUTABA」では磁気トルカを用いて受動姿勢制御を行っていました。姿勢決定は太陽センサ・磁気センサ・ジャイロセンサなどのセンサの値を取得し計算することで姿勢がどの方向を向いているかなどを特定します。
※1 アクチュエータとは電気エネルギーを物理的運動に変化させる装置（例モーター）
-具体的な仕事(作業)としては何がありますか？
・使用する素子の選定や発注
・Eagleでの基板設計
・プログラム作成
・はんだ付け
・動作確認
・他系との統合
・姿勢決定方法の検討
-YOTSUBA-KULOVERではどのような役割がありますか？
「YOTSUBA」では、能動的な姿勢制御は行っていないため、主な役割としては姿勢決定を行うことです。
-現在は何に取り組んでいますか？
現在は、EM作製のためにOBCやEPS（電源系）との統合を行っており、この統合でうまくいかなかったプログラムの原因追究や修正を行っています。並行して姿勢決定の方法の学習も行っています。
-開発していて楽しいこと/楽しい時はなんですか？
一番楽しいのは問題が解決したときですね。自分の思い通りに動いてくれると嬉しいです。他にも個人的には、はんだ付けの作業が好きです。
-逆に苦労すること/辛かったことはなんですか？
初めはプログラミングも何もわからない状態で入部するので、勉強するのは大変。
だけど、ミーティングや新人教育で色々教えてくれるので、その内知識やできることは増えていきます。
-他系とはどのような繋がりがありますか？
特にかかわりが強いのはOBCと電源系！
この二つの系とは系間統合をよく行います。また、OBCと姿勢系で飲み会を開催したこともあります！！
-開発以外の部内でのイベント等で、思い出に残っているものはなんですか？
私は広報も兼任しているのですが、地域貢献のために小学生向け電子工作教室の企画を立案して実行したのが思い出に残っています。コロナ禍で久々の開催という事もあり色々問題が発生して大変だったけれど、協力してくれた方が多かったので無事成功し達成感がありました。
-衛星開発プロジェクトの魅力はなんだとおもいますか？
学部生が中心としてミッションを決める所から始まり、実際に宇宙で運用される衛星を作れるのは全国から見ても珍しいプロジェクト！
-最後に、新入生に一言お願いします！
プログラミングや電子工作などやったことがない人でも、優しい先輩たちが教えてくれるので衛星の開発ができるようになります。開発以外の仕事（マネジメント・会計・広報）や色々なイベントもあり自分のしたいことが見つかるプロジェクトだと思います！
興味のある方や見学・質問などはホームページのお問い合わせ欄・各種SNS（インスタTwitter）でお待ちしております。
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